ドリーム本舗 > テレビうら話 第10回
ドリーム本舗 夢をセレクトした新感覚ショッピング
ドリーム本舗 夢をセレクトした新感覚ショッピング

決済





第10回 有名人との一夜
プロフィール
先日、『五体不満足』の著者でもあるスポーツライター、乙武洋匡さんに会いました。
実は、私は、「エンジン01文化戦略会議」の教育委員会のメンバーで、先日の会議の時に乙武さんが参加されたのです。
この会は座長が作曲家の三枝成彰さんで、メンバーには林真理子さん等、そうそうたる名が連なっています。目的は子供の教育について議論し、内外に働きかけて行こうという、至極まじめな活動です。

メンバーの一人が、先日、スイスで行われた世界の学生ダボス会議の運営に関わってきました。この会議は正式名称は違いますが、要するに全世界から学生200人程と、経済人政治家要人が集まり、経済や政治、世界情勢について意見の交換を行う、ちょうど学生版ダボス会議のようなものだそうです。
ところがこの会議に、日本の学生はいなかったそうです。世界のあらゆる国から学生が集まり、又、そこへ世界をリードしている経済人要人が集まっているのに、日本人学生がいない。これは深刻な問題だとメンバー一同やりきれない気持ちとなりました。

さて、冒頭に書いた乙武さんとは会の終了後、会場を出て、雨の中を15分歩いて地下鉄の駅まで一緒に帰りました。
私はてっきり、迎えの人が来ているのかと思っていたら、何とこれから地下鉄に乗って、一人で帰るのだと言われてびっくり。しかも雨も降っていて、傘もささねばなりません。
電動車椅子をみごとにあやつり、横断歩道の段差をさっと乗り越え、麻布十番の駅に着くと、エレベーターの場所をちゃんと知っていて、私の方がリードされてしまいました。
私が手伝ったことといえば、傘の開閉とエレベーターのドアを押さえただけ。
「これからオリンピックなので、スポーツライターとしては忙しくなるんですよ」と語る乙武さんの顔は、メチャクチャ明るく、眼も輝いていました。
私達は、普段ささいな事で腹を立てたり、悩んだりしていることが、本当にちっぽけな事なんだと。
五体満足の私以上にタフに生きる乙武さんの姿を見て、逆に感動を憶えました。
乙武さんは「これから帰って原稿書きです」
三枝成彰さんは「帰ったら作曲しないと」
W校長先生は「家に帰れるのは週3日」
もう夜9時をまわっているのに、皆こんなセリフを交わして解散となりました。


ページトップへ

Copyright (c) 2009 株式会社ジャック・インベストメント All rights reserved.